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フットワークを鍛えよう6(二重跳びをマスターしよう)


1 二重跳びをマスターしよう
 体に合ったなわ跳びを用意して、ます二重跳びにチャレンジしてみましょう(写真1)。二重跳びのポイントは、なわを回す手首の位置にあります。上腕を体につけ、手首だけを使いなわを速く回します。
 なわ跳びは強豪国のジュニア選手の訓練にもよく取り入れられています。年末年始にジュニア選手と上海へ行った際、中国選手は1セット110回X9セットをかなり速いスピードで、しかも全員ノーミスでこなしていました。ところが、同行した日本のジュニアは1〜2セットは何とかついていけるのですが、途中であえなくダウン。中国と日本の地力の違いを感じました。
 二重跳びをマスターできたら、次はモモあげを行ないましょう。なわ跳びを使わなくてもいいのですが、なわ跳びをしながらだと、リズム感を身につけることができます。写真2のようにヒザを高く上げるのが理想ですが、筋力に自信のない選手はまず、写真3の高さを目標にしましょう。普通に跳ぶよ1人ゆっくりしたスピードになるので、なわが足に絡まないように注意してください。
 写真4は右足、写真5は左足で片足跳びをしています。まずは最大スピードを心がけ、左右の足を交互に着地させながら跳びましょう。ジャンプカをつけたいなら、片足だけで二重跳びをするのもおすすめです。それができたら左右交互の二重跳びにもチャレンジします。さらにそれもマスターできたら、二重跳びだけでなく、三重跳びにも挑戦してみてください。

2 つま先フツトワークをマスターしよう
 ま先を使ったフットワークを身につける訓練を紹介しましょう。まず写真6をホームポジションとし、両足の親指の裏をきちんと使っているか意識しながら、右ななめ前へ移動します(写真7)。このときヒザは跳びだした方向にしっかりと向けましょう。
 さらに最初の位置に戻り、今度は左ななめ前に跳びだし(写真8)、またホームポジションに戻ります。最初はこの一連の動作を20秒から30秒くらいで行ない、徐々にV字の大きさを小さく速くします。ヒザを激しく方向転換させることがポイントで、上手に行なえる選手は床をキュッ、キュッと鳴らしながら流れるようにV字をなぞることができます。
 これができたら、次はホームポジションから右ななめ後ろに跳び、ふたたびホームポジションに戻ったら、左ななめ後ろへと、逆V字をなぞります(写真9・10)。こちらは、どうしてもなわを足にひっかけやすいのですが、タイミングとリズム、そして速い足さばきを意識すれば上手に跳ぶことができます。
 なわ跳びは常に同じテンポで跳ぶのではなく、ゲームのフットワーク同様、速い、遅いの2つのリズムを意識することが大切です。ゲーム中のミスは、体のなかで速い、遅いのギアチェンジがうまくできず、プレーのリズムを乱してしまうことで発生します。
 このV字跳びでもゆっくり大きく動いているときはほとんどミスをしませんが、スピードをあげた途端、ミスが連続してしまいます。速い、遅いを組み合わせて、1〜2分間連続して跳べるようになると、試合中のミスもぐっと減ることでしょう。

  


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