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1 ひざを激しく動かし方向転換しながら進む
 右方向へひざを曲げた状態で立ち、ヒザをクッションのように使って、両足をそろえて斜めに1歩移動します。このとき、カカトをあげつま先の力だけで移動しましょう(写真1)。
 次にひざを伸ばしながら最初の位置に戻り、同じ要領で今度は左方向に踏み出します(写真2)。
右斜め前、少し戻り、左斜め前……と繰り返し、V字をなぞるように少しずつ前進するのですが、このステップワークは
@ひざだけでなく腰も鋭くひねりながら、体全体を使って移動する。
A手でバランスをとり、ひざの激しい方向転換をサポートする。
Bかかとをできるだけ高くあげ、シューズと床の接触面を少なくする。
C一度に大きく進まない。
D床がキュッキュッとなるくらい激しい方向転換をくり返す。
スムーズに前進できるようになったら、同じ要領で後退してください。
このとき上体が前屈みにならないように注意します。
同様に横へ移動してみましょう(写真3,4)。
ひざを勢いよく突き出しV字をなぞるのは同じですが、ひざや腰をより激しく使わなければなかなか進めません。反対方向への横移動も忘れないでください。
 ジュニア初期の選手はコートを横に、それ以外の選手はコートを縦に使い、スピードをつけ一気に移動するようにしましょう。
フットワークの第一歩目を速くするには、ひざや腰を鋭くひねることが大切です。また、ラリー中に自分がヘアピンを落としそれをクロスネットされたときにノータッチが多い選手は、ぜひ意識してこのステップワークに取り組んでください。


2 両足クロスと前後ステップ
 前後に両足をクロスさせながら少しずつ前進しましょう。写真5のように、ひざを軽く曲げた状態から、右足を前に出し体の中心のあたりで左足とクロスさせ(写真6)、すぐに写真5に戻して、今度は右足を後ろに出して同じようにクロスします(写真7)。
 ゆっくりだと簡単なのですが、これを速いスピードでやるとジュニア選手は足のさぱき方をすぐ間違えてしまいます。足をもつれさせたり、バランスやリズムを崩したりしてしまうのです。足のさばきが悪い選手は、短かめに右足を踏み出しシャトルの落下点に足が届かない。逆に長めに右足を踏み出したため、打点が体に近すぎて体勢が不十分なまま打ってしまう。第一歩目が出ずノータッチが多い……などの傾向があります。それらを解消するために、このステップワークで足さばきを的確に、速くするようにします。
 速いスピードでできるようになったら、今度は左足でもやってみてください。利き足と違い、左足だとよりむずかしくなってきます。
 また足踏みするように足を交互に小さく速く出し、少しずつ前進するステップを紹介します(写真8)。一見、その場だけのステップにも見えますが、そうではありません。床がキュッキュッとなるくらい速く進むには、カカトを高くあげ、ひざや手を激しく動かします。リズミカルに進める人は、短距離走のように手を振り、ひざをムチのようにしなやかに使って移動します。この2つのステップはコートの縦と横を使って、少しずつ前
進するのがコツです。 


  


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